戦艦 大 和
上の娘から戦艦大和も載せろと注文があったので、ページを追加しました。
デアゴスティーニ社のものですが、毎週取り寄せたままなかなか取り掛かる気にならずにいたところ、全巻そろってしまい、やっと重い腰を上げました。加工するところがあまり多くなく比較的簡単に作成でき、7か月ほどで完成しました。甲板は合板の上に幅3ミリの板を組み合わせて作成します。釘は使わず接着でした。船体は角材を張り付けた後、つなぎ目が見えなくなるまで磨き上げてあります。(どのように作ってあるのか分からないと不満を言う人もいますが)
艦橋部分は、艦橋の外、高射砲や機銃部も柔らかい金属で出来ていて、パーツのバリを取りながら段々と接着し組み上げて行きます。木造と違い接着面をきれいに揃えるのに苦労しました。また、小さな部品を接着するのは結構大変ですし、ちょっとぶつけると取れてしまいます。
メーカー(デアゴスチィーニ)斡旋の材料は申し込まず自分で調達したために、艦橋の色がかなり濃い色になってしまいました。最初は重厚感があって良い色に思えたのですが、完成してみると暗っぽくてライトを当てないとケースの中ではよく見えない結果となったのが残念です。
戦艦大和の良い所は、艦首の丸みだと思います。出来上がってしまうと分かりませんが、7ミリ程のパーツを動かないように心棒を通して重ねて接着し、乾燥してからヤスリで削って仕上げます。きれいな丸みが出るまでヤスリをかけるのですが、私はワクワクしながら作ったことを覚えています。こんな単純なことに喜びを感じないと完成しないのかなー。
この船は誰でも出来ることに重点を置いているためか、金属線であっても接着剤で作ります。特に艦橋の後ろのアンテナや船尾のタワーには参りました。今は全巻購入すると無料で提供されるアクリルのケースに収めてありますが、今回写真を撮るために引っ張り出すだけで壊れてしまうのは気に入りません。銀ロー付けかせめて半田付けの方法を選択するべきだったと感じています。