カナダ旅行写真集

 2013年9月10日から16日まで、オーロラを見にカナダへ旅行してきました。女房の30年来の夢で、物の本で今年が11年に1度の当たり年だと知ってからはもう大変でした。何としても行きたいとの事から段取りを組み、女房の姉妹夫婦3組6人で行ってきました。

 成田からカルガリーに9時間かけて(機内食2回)飛び、到着後2時間かけてバンフまで車で移動しました。途中カナディアンロッキーが段々と迫ってきて圧巻でした。バンフという町は山が近くに迫った綺麗な町です。

写真1:カルガリー空港から出てしばらくすると冬季オリンピックのジャンプ台とボブスレーの会場 

    が見えてきました。

写真2:カナダの住宅は、自然保護とインフラ整備のため塀に囲まれた一角に集中していました。農場

    だけが周りに点在しています。

写真3~5:カナディアンロッキー山脈は、車で通過する道路の周り全部に広がっています。

写真6:有名なルイーズ湖です。

写真7:バンフで止まった小さなホテルです。(1日目バンフ泊)

写真8~9:バンフの役所ですが、庭園には自由に入れてくれました。リスがたくさんいました。

写真12~13:翌日の昼食は綺麗な河原でのおにぎりでした。

写真14~18:近くまで行ける大氷原に行きました。大型の雪上車に乗り現場にいきます。一番上の

       場所では解けて流れてくる水が飲めます。飲んでみたらミネラルが一杯のとてもお

       いしい水でした。でも氷河の上は土が載っていて黒っぽく汚れているんだよなー

写真19~21:車窓の風景です。

写真22~23:氷河湖は、なぜか普通の湖と違って綺麗なコバルトブルーの色をしていました。(2日目バンフ泊)

 

 3日目に、いよいよメインのオーロラを見るべく、カルガリーに戻りボンバルディア機でイエローナイフに向かい、1時間ほどのフライトでイエローナイフ空港に到着しました。タラップで機外に出て歩く小さな空港でした。ホテルでゆっくりし、夜中になってから専用バスでオーロラビレッジへ向かい、11時頃から深夜1時半までオーロラ鑑賞をしました。

 最初に、”今オーロラが出ています”と言われたのに見えるのはジェット機雲のようなものだけ。何を言っているのかと思ったら、肉眼では白っぽい雲のように見えるのがオーロラだと言われてびっくり!!NHKのハイビジョンで見たものと全然違った。ところが既に写真を撮っている人を覗くと綺麗に色がついている。とにかく急ごうと湖畔で三脚にカメラをセットしていざ撮影開始した。

 ところが何度やっても写らない。ISO感度が悪いのではと、試行錯誤するも薄ボンヤリしか撮れない。どうしたものか困窮していると、近くの方からギフトセンターに行けばスタッフが親切に教えてくれていると言われ、センターに行ってみた。部屋の中には既に30人くらいの列になっていて並んで待った。今回の旅行用に新調したカメラだったので説明書も一通り読んだだけだったが、懇切丁寧に教えてくれた。(もちろん英語が出来るわけでもないが、スタッフは全員日本人だった。)

 4~50分遅れて撮影に戻り、言われたようにISO感度を3200、F5.6で解放10秒とISO感度1600、F5.6で解放15秒にしてとると、上の写真のように写った。今になって考えると、オーロラの状態により使い分けするのが良かったかと思う。これから行く人のために記載しておくと、感度を上げると開放時間は短くなるが画質はかなり粗くなる。逆に感度を落とすと画質はかなり良く綺麗な写真は撮れるが、開放時間が長くなるのでボンヤリした写真になってしまう。つまり、動きの遅いときは感度を下げ気味にし、動きの速いときはシャッター時間を短くするために感度を上げるのがいいと思う。しかし、急に動き始めるのに合わせるのはかなり難しい作業だと思う。それにしても高感度のハイビジョンカメラで動画撮影ができる日本の技術はさすがだと感心してしまった。

 とにかくオーロラはどう出現するのか分からないので、出ていないときはゆっくり待つだけです。(出始めるとスタッフが教えてくれる。)また、オーロラ爆発の時はどこをどう写すのか本当に悩むので、広角レンズがあれば良かったと思う。頭の上全体が一度に動くのだから標準レンズではどうしようもなかった。

 上に表示した写真は、私のカメラと義理の弟のカメラの合作で、2日分です。

 終りの方にあるテントは、現地人が使用していた形のもので、中ではストーブが焚かれ軽食や温かい飲み物が用意されていました。現地の気温はまだ温かく、零下にはまだなっていませんでしたが、10月頃から冷え始め、極寒期にはマイナス30度の世界になるそうです。真冬に行く人は厚い毛皮が必要なのでしょうね。8月の後半から見え始めるらしいので、9月中旬頃までが根性無しには良い季節だと思います。

 あと、現地に集まった人の殆んどが日本人だというのが分かりません。オーロラに憧れるのは日本人だけなのでしょうか? また、若いカップル以外に、独身女性のグループとか還暦を迎えた上の世代の女性達とかが多いのに驚きました。皆高級一眼レフを持っていました。みんなリッチなんだなー

 

写真3:イエローナイフの観光に使用したバスです。どうもスクールバスの流用らしかったです。面白

    いのはナンバープレートで、シロクマの形をしていました。あまりに可愛いので盗難があって

    困っているとのことでした。

写真4:カナダで一番、世界でも二番めに大きな湖です。水に浮かんだ住居がありますが、固定資産税

    がかからないため増えてるそうです。冬季は厚く氷が張るため道路が作られるそうで、湖畔に

    は湖に向かって道路が伸びており、今はバリケードで塞がれていました。

写真5~9:イエローナイフにあるキャメロンの滝へのハイキングコースがありました。白樺とポプラ

      の森で、丁度紅葉していましたが赤色はほとんど見ることがなくすべてが黄色でした。展

      望台ではカケスが餌を貰いに手に載ってきてかわいかったです。

 

 楽しい1週間でしたがそれもあっという間、成田行きの便に合わせてカルガリー空港に行ってみると出発が2時間遅れで表示されていてビックリ。周りに聞いてみると日本では台風18号が成田に向かって接近しているためとのこと。結局2時間遅れで日本に到着、クタクタになって松本に帰ってきました。それでも無事に帰って来れて良かったです。