ページが重くなってきたので、この後は(Part3)へ移動しました。

 

 

 文明の利器はすごいです。彫刻刀でしか削れないような部分も、丸ヤスリでどんどん削れました。サンプル砲を当ててみて、ほぼ満足する位置だと思います。この後は、高さを微妙に変えた台車を山ほど作ることになります。                       2012/10/16 

 3日間のそば祭りの関係で、準備と撤収で5日間関わりました。若い時と違って体に年齢を感じてしまいます。期間中ただ座っているのも勿体ないと台車を作ってみました。

 ところが、テキスト写真では、台車の前が広く後ろが狭くなっていたのですが、教本で確認すると逆であることに気が付きました。白井さんの教本の外、草野和郎さんの「帆船模型」でもキャノン砲の形に合わせて前が狭くなっています。バウンティのテキスト写真も同様でした。今回のテキストが違っているようです。左の写真の左2つが間違いで、右が正解です。仕方がないので作り直すことにしました。

 真中と右の写真は、フレームに当たってしまう前輪部分を削っている様子です。1年ほど前にホームセンターで見つけた彫金用のミニコングのヤスリを使って削ってみました。ちょうどいい感じになるまで調子よく削れることが分かりました。床を傷つけないように薄いプラ板を下に当てて使っています。   2012/10/11

 二段目のキャノン砲の製作に入りました。車軸を上に変更したものを大量に作ることになります。テストサンプルがどの位置になるのか全部の窓で確認しました。少しづつ調整しながら真中になるように選んで行こうと思っています。また、取りあえず置いてみたら、フレームにぶつかって出足りないのが分かりました。車輪の当たる位置を削る必要があり、これも難題になりそうです。

 仕事の関係で、6~8日に開催される「信州・松本そば祭り」に関わっているため、昨日から準備に入りました。期間中は朝6時から夕方6時頃まで現場に入りますので触れそうにありません。1週間程度は進まないと思いますので宜しくお願いします。   2012/10/5

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 左舷側も一段目が完成しました。出方が5か所少なかったので、2ミリ板でスペーサーを作って調整しました。船尾は逆に更に飛び出していたので削りました。ほぼ許せる状態だと思います。二段目のキャノン砲は、以前に作った低く加工したもので計測したところ、高さを変えて4種類ほど作る必要があることが分かりました。材料は前のサンタアナのものもあるので、数を作って選ぶようにしようかと思っています。横に2つつなげた状態でオイルステインを塗り、車軸の位置を開け直してから接着します。車軸に使う0.7ミリの真鍮のワイヤーを真っ直ぐにするコツを教えます。平らな板の上に置き、ピンセットの平らな部分で押し付けながらグルグル回転するようにすると真っ直ぐになります。やってみてください。また、色々と使うことがあるボロ切れですが、使い古した綿の肌着が吸収がよく最適です。この後はキャノン砲の架台作りが続きます。  2012/9/30

 

 一段目のキャノン砲を取付けました。一段目は中が隠れてしまうのでダミー砲です。ですが、取り付けてみると左の写真の右から二番目が引っ込んでしまっています。真中の写真では左の端が出っ張っています。中に取り付けた支持板との距離が違っているのでしょうか?引っ込んでいるのは下駄をはかせることにし(2ミリ板をかませる)、出っ張っているのは右の写真のように削ることにしました。旋盤がないのでヤスリで手で削ったのですが、おかげで指が痛くてたまりません。更に、左舷に移ったらもっと何か所も悪くて今ガッカリしています。  2012/9/27

 やっと右舷が完成しました。左舷で一回経験しているはずなのに、なぜかうまく長さが測れず、何回もやり直したり一度付けたのをはぎ取ったり、散々でした。一応メーカーの指示している事はクリアーしたつもりです。この後は、いよいよ一段目のキャノン砲の取付と二段目の製作になります。   2012/9/25

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 左舷側の飾りつけが完成しました。分かりにくいかもしれませんが、下地のべニア板が曲がっていて浮いていたので、隙間を埋めるために角材を当て込みました。短く切り込んで作ったので結構手間がかかりましたが、まあまあの仕上がりになったと自負しています。(でも拡大するとごまかしたのがミエミエになっちゃうなー)  この後は右舷に移ります。           2012/9/22

 縦の窓枠を貼り、枠組みが完成しました。突合せ部分に隙間が出来ないように慎重に作業しましたが、ピッタリと合ったのを見ると自信が湧きます。続いて左舷のコーナーに移りました。船体に付く部分は角材をかなり曲げるのですが、板曲げ専用器で細かく慎重に曲げたら上手くいきました。       2012/9/20

 窓枠の飾りつけを始めました。9/9に書いたように、飾り物が入るスペースを確保するために、順番を変えて先に飾りを付けることにしました。案の定ですが、左はほぼ入るのに右は入らないので、飾り物の両側を削りました。(一寸目には分からないかも知れませんが。)更に、窓枠の間に入れる細かな部品は、同じ間隔になるようスケールを作りました。写真に出ている数を数え、長さで割って間隔を割り出しました(上の右の写真:特に真ん中に物が入るかどうかに注意しました)。上の段も同様にして飾りを貼っていきます。枠材のマホガニーは瞬間接着剤で付けましたが、窓間の細かな部品は瞬時に間隔を合わせるのが心配なので、スーパーXを使いました。

 段々と見栄えが良くなってくるのは楽しいものです。 2012/9/17

 祝!!5000ヒット達成しました。(2011/7/11にカウンターをセット以降)

 ありがとうございます。個人の趣味のHPなのに、足しげく通ってくれている方がいるのは存じ上げておりましたが、改めて御礼申し上げます。皆さんが知りたいのは成功例だけではなく、失敗例とその対策だと思いますので、できるだけ載せていきたいと思っています。

 さて、少しずつですが進んでいます。左の写真は1×3ミリの板を縦に曲げている様子です。熱湯に浸した後、窓のカーブに合わせて曲げ釘を打った角材にテープで止めて乾かします。右の写真は、下の窓枠の状態です。8/16に掲載したようにガンポートにかかってしまったので仕方なくごまかしています。(完成後、何人が指摘するかなー)1.5×1.5と2×2と1×3ミリの角材を組み合わせるのですが、反りが強くプラ板が持ち上がってきたので、2ミリの両側を釘で補強しました。よく見れば分かると思います。 2012/9/14

 直径2センチのカーブを作っている様子です。何とかできた左の写真の材料を付けてみたのが真中の写真です。一つ足りなくなってしまったので、再度挑戦し、フラックスのキャップを利用して乾燥するまで置いておきます。最後が一番うまくいきました。やはり慌てずゆっくり何度もお湯を潜らせて少しずつ細かく曲げるのがコツでした。右の写真は窓と窓の間に入れる飾りです。ゴールドで塗装しました。下の写真は左右の空間に入れる飾り物です。これが入るように枠を取り付けることになります。上手くいくかなー   2012/9/11

(町会やボランティア等、やることが多くなかなか時間が取れずにいます。)

 スターンギャラリーにある窓に枠を組み合わせるのですが、これが難解なことが分かりました。解説書には詳しいことは書いてありません。どこから取りかかろうか考えていたら、左右にできる空間に飾り物が後で付くことに気が付き、そのスペースを確保するのがこれまた難しいようなので悩んでいます。製作過程を逐次載せていく予定なのでもうしばらくお待ちください。現在周りに貼る1×3ミリのマホガニー材で上部左右にあるアールを作るのに苦労しています。材質が悪く直径2センチのカーブが殆んど作れません。  2012/9/9

 

 船尾の飾り付けを始めました。先に下地を青色で塗ります。乾燥後に窓にプラ板を貼るのですが、今回はバイブル本で白井さんが薦めていたセメダインスーパーXを使いました。両側に薄く塗り、7・8分経ってから接着します。ベタベタしていて手に付くとプラ板を汚してしまうので、手早くやる必要がありそうです。後、気を付けて塗らないと糸を引くようになってくるので、綺麗に仕上げるのは難しいように思います。     2012/9/4

 やっと、右舷側の飾りが完成しました。瞬間接着剤を使うと、わずかな位置ずれがあった場合に修正が出来なくなってしまうので、ボンドで接着しました。固まるまでクリップ等で押さえます。本当に少しずつしか進みませんが、この後は船尾のスターンギャラリーの飾りつけに入ります。 2012/8/31

 ガンポートドアの上にロープを取り込むための穴を開けた後、船首部の飾りを作成しています。現在片側が完成しました。あまりに失敗例が多く本当は記述したくないのですが、これから取り掛かる方の助けになればと思い、書くことにしました。

 実はステム(ピークヘッド)を取り付けるにあたり前方の壁と床を貼ったところ、6/15の写真でわかるように大きさが合いませんでした。外側に修正材を貼っていますが、本来の形より前に飛び出したことになっています。フレームを組み上げた時点ではバウスプリットが入る位置が決まっていたのでそれに従がっていたのですが、原因が分かりません。

 今回飾りを付けるのにドルフィンを付けようとしたら、当然ですが形が合いません。加工しようか悩んでいたら、最初に間違って入っていたサンテ・アナの部品がピッタリ合ったので、それを使うことにしました。

 また、見て分かるように、本来はウェールとウェールの間に取り付けるのですが、二段目のウェールが5ミリ低く付けてしまったため、被ってしまいました。テキストの写真だけで判断するのは本当に難しいです。

 ドルフィンの先に付ける飾りはかなり曲げるので、熱湯に浸けた後、溝を消したラジオペンチでゆっくりと曲げ、左の写真のようにペイントの小瓶に縛り付けて乾かしました。右は取り付けた後にゴールドを塗って完成した写真です。  2012/8/22

 失敗にめげることなく、気を取り直してガンポートの飾りを取り付けました。マホガニー材も堅いのでくり抜くのには苦労します。彫刻刀か切り出しナイフがあればいいのですが、カッターナイフで加工しました。右手でナイフをしっかり持ち、左手の親指で押して切るので指が痛くなります。隙間が出来ないように何度も調整したのですが、やってみないと分からないかも知れないなー

2012/8/16

 よっちゃんパパさんへ:

 コメントで指摘して頂いたガンポートの位置ですが、私のミスと分かりました。解説書の写真で 掲載ミスとされていたもので窓の位置を確認していたのですが(窓はフレームの前のすみ出しで、見直してみると船尾だけは窓の半分程度前に見えます。)、解説文では”船尾にある2つのガンポートドアの位置を示す”との指摘があり、後のページでよく見ると最後尾だけはフレームの真ん中に位置しているようです。写真だけでなく翻訳もやめてしまったのが悪かったのですね。後あと目立たないことを祈るだけです。 2012/8/14

 

 ウェールを張り上げるのにクランプを使用しました。大型から小型のものがあると便利です。固まるまで釘で止める方法もありますが、反りが強い板では力が必要になるので、出来れば道具のほうがいいと思います。ところで、この船がきれいに見えるのはウェールの曲線のように感じますが皆さんはどう思いますか? 今回はこだわって取付してみました。

 この後は、窓の上に飾りを取り付ける作業に入ります。   2012/8/12

 スターンギャラリーの下部を作成して完成と思っていたのですが、実際にかかってみると図面と大きく違い、窓にかなり接近してしまいました。さらに悪いことに、窓の上部に飾りがつくのですがどうやっても被ってしまいます。取りあえずえぐってみましたが、飾りの窓枠を取り付けた状況が予測できずどうしたものか悩んでいます。最初から分かっていたら窓の位置を前にずらしたのですが今からではどうしようもありません。上手くいくことを祈るだけです。

 コメントで教えて頂いた「藤井雄康」さんのビクトリーを確認したら、同じように被っていましたので、アルテサニア社の設計ミスだと思います。

 この後は右舷側に移りますが、同じ作業の繰り返しなので特別の事がなければ更新することはなさそうです。しばらくの間お待ちください。           2012/8/3

 左舷側のウェールを貼り終えました。曲げているうちに割れてしまい、3本ダメにしてようやく完成です。右舷に移る前に、難しい作業になるかと心配していた窓のくり抜きをやってみました。よく切れるカッターナイフと、平ヤスリがあれば窓の内側は上手く削れることが分かりました。くり抜いた後が最後の写真です。2012/7/29

 二段目のウェールが完成しました。続いて三段目に入ります。

マホガニーの部材は、板の切り出し方によって折れやすく、苦労しました。先に、上下の板の縁を削って滑らかにしてから熱湯に浸して曲げ、乾いてから荒れた表面を再度磨き、オイルステインで塗装した後すぐに拭きながら磨きます。その後、本体にあてがいながら下穴をあけ、接着剤を付けてから釘打ちします。

 手間がかかっているのが分かるかなー こだわりながら作っているので私はいいのですが、見に来ている人はちっとも進んでいないと思っていると思います。まー、気長に見てください。 2012/7/25

 一段目のウェールが出来ました。キャノン砲の枠にかかった部分をくり抜くのは後にして、先に全部貼ることにしました。左の写真は、ウェールを貼るのにちょうどいい角度があるのですが、今回活躍したヤスリのスポンジです。滑らずにピッタリ止まってくれるので釘打ちが楽でした。(以前は抱きかかえて足のくるぶしで押さえながら釘打ちしていました。)

 右の写真は二段目を測りだしたところです。横から見て違和感がないように調整しました。 2012/7/21

 中学の同窓会や町会のふれあい会食会に役員として係わり、更に11日から14日まで旅行を組んでいましたので、忙しい思いをしました。やっと今日から再開できそうです。

 左の写真は、熱湯で曲げた後クリップで挟んで乾かしている状態ですが、止めにくくうまくいきませんでした。そこで、真中の写真のように丸い木片に糸で縛って乾かすことにしました。右の写真は取り付けた状態ですが、更にもう一枚下に貼って一段目の完成となります。          2012/7/16

 少しづつ時間を取ってウェールにかかっています。貼ってから塗装するのは難しいので、先に塗装することにしました。が、写真でわかるでしょうか?上のテスト部材で、3年前のマホガニー用のオイルステインを塗ったところ、ウォールナットに似た色で本来の赤っぽい色になりません。半信半疑ながら新しいものを購入してテストしたのが下の部材です。実際に見ると大きく違います。古いものを大事にとっておいてもダメなときがあるのですね。実感しました。               2012/7/5

 ピークヘッド(ステム)とキール部分を取り付けました。船尾側は食い込む部分がないので、紐で縛って取り付けています。この後、ウェールに移ろうと思うのですが、仕事関係だけでなく地域のイベントが重なっていて、色々と忙しく暫らくはゆっくり触っている時間がとれそうにもありません。   2012/7/3

 3000ヒット達成しました。!!

 昨日のカウントで、一つの目標にしていた3000を達成しました。ありがとうございます。1日30人前後の人が見に来てくれているので、何とか更新したいとは思うのですが、手は早いほうではないので、ゆっくり時間をかけて楽しんで作っています。出来るだけ週一くらいは更新するようにしますので温かく見守っていてください。現在は、ステムを取り付け、キールと船尾の調整をしているところです。この後胴体のウェールの取り付けに入ります。    2012/6/30

 

 帆船工房さんから部品が届きました。箱のあまりの大きさにびっくりして開けると、打ち抜きの木製部品が全部入っていました。

 早速開けて確認してみました。船首部品は左の写真のように正規な部品でした。他の部品も確認すると、真中の写真のもの全部が違っていました。どうもウォールナットの梱包全部がサンテ・アナだったようです。masakun さんには感謝です。ありがとうございました。

 右の写真はコーナーの上部を作成したところです。3ミリと1.5ミリの打ち抜き板を加工して重ねました。   2012/6/26

 スターンギャラリーを製作しました。下地を取り付けて合わせてみたのですが、組み合わせ部分の切り込みを合わせると角度がかなり後ろに倒れてしまうので、両サイドを可能な限り削って調整しました。日本で作られたものはこんな心配はいらないのでしょうが、仕上がりを確認しながら進めるのは輸入品なのでしょうがないとあきらめています。        2012/6/24

 

 船体の塗装が完成しました。上部のバエスウッドは薄い色が好きなので、オイルフィニッシュ剤の「木彫オイル」を使いました。上を先に塗装するのは、下側のオイルステインを塗っているときにはみ出したり触って付いてしまった時に、染み込まないようにするためです。案の定ナイロン手袋の指がつい触れてしまいましたが、急いで溶剤のラッカーうすめ液で拭いたら綺麗に消えました。

 オイルステインは、ウォールナット用を使用しました。まだ湿っているので色が濃いですが、段々と落ち着いた色になっていくはずです。

 両方ともマスキングの後(染み込むことがないように爪でしっかり押さえました。)、布切れを丸めたものでサッと塗り、乾かないうちにぼろ布で艶が出るまで磨きます。塗りむらが多少ありますが、ステムとラダーを取り付けた後で目立つようなら修正する予定です。    2012/6/19

 

 船首部の床と壁を貼りました。釘は使わずに貼ったので、固まるまで重石をかけて作業しています。この後は、指示書ではスターンギャラリーの取り付けになるのですが、その前に塗装をしようと考えています。

 帆船工房さんからメールが来て、6/18に部品が発送(スペインからだと思いますが)されるとのことでした。手に届くまでにやることはあるので、ここはじっくり待とうと思っています。   2012/6/15

よっちゃんパパさん & masakunさんへ

 説明書と一緒に同封されていたパーツリストを総て確認したところ、問題のStemの板以外にも2つ完全に違う部品板が入っていることが分かりました。その他にもレイアウトが違う板がありましたが、部品の形状が同じなので、サイズの心配はありますが何とかいけると思います。

 帆船工房Art ship さんへ連絡したところ、輸入元に手配してもらえることになりました。”Victoryもどき”にならずに済んでよかったと感謝しております。ありがとうございました。

 部品はいつ届くのかわかりませんので、当分の間は他の出来ることをしていようと思っています。    2012/6/12

 

よっちゃんパパさん & masakunさんへ

 的確なアドバイス(コメントページに記載されている)ありがとうございました。パーツリストで確認すると形状が全然違っていました。おっしゃるようにサンタ・アナの部品のように見えます。他にもレイアウトの違う図面がいくつかあるので、全部確認してから購入した帆船工房に連絡しようと思っています。取り寄せてもらえばいいのですが、自作となると6ミリの板をどうやって手に入れるかが問題になるなー。修正で継ぎはぎするのも気に入らないし、目下思案中です。                2012/6/9

 原因判明!!

 穴を開け直す前に、図面と比べてみました。バゥスプリットの角度はほぼ許せる範囲と思いますが、ステムを付けた右の写真で違いが分かりますか? 取付上部の長さのほか、マストが当たってしまう先端の形が違っていて、このままではダメなことが分かりました。先の写真で確認しても不都合が見つからないようなので、削って加工することにしました。しかし、図面と現物が違っていたり、レーザーカットなのにかなりの修正が必要だったり、部品が足りなかったり、輸入品では当たり前らしいですが日本人としては信じらないなー     2012/6/8

手戻りだ!!

 ほぼ船体が磨けたようになったので、やり残した部分がないか確認したところ、船首部の床貼りを残していました。フレームの組み合わせにバゥスプリット用の斜めの部材があり、それを基準に差し込めるように穴を広げていたのですが、ステム(Stem:船首部)を差し込んでみると当たってしまうことが分かりました。しかも角度が高すぎです。下の図面のようにするには穴の位置をもっと奥にずらす必要があります。穴埋めと穴開けをするにはかなり時間がかかるなー ガッカリ!! 2012/6/7

 載せるような写真はありませんが、現在の状況をお知らせします。朝の作業ではサンダーをかけることは音がうるさくて出来ないので、ひたすら平ヤスリで段差を削っています。特に船尾のカーブ部分は気に入るようになるまでにはまだまだ掛かりそうです。手や腕は痛くなるし周りは埃だらけになるし、いい加減嫌になってきています。(木を削るのではなくて釘を削る感触なので大変です)      2012/6/6

サンダーがけ
サンダーがけ

 

 表面の磨きを始めました。コーナーサンダーの威力は本当にすごいです。80番のヤスリを使っていますが、どんどん削れます。ベランダに出て作業していますが、後で女房に”うるさかった”と怒られました。板の段差がなくなるまでにはまだまだ掛かりますので、一気にやらずに時間をかけて行こうと思っています。それから磨きの過程で表面に出てきた隙間を、今回は教本に書いてあったようにボンドを塗りこんでからヤスリをかけて埋めています。      2012/6/3

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お待たせしました!!(誰か待っていた人いるよね!!?)

 最後の外板貼りになりました。以前に書いたように最後は一枚の幅で加工します。ですが、やっぱり簡単にはいきませんでした。この隙間を左右2本で埋めるのですが、先を合わせると元が合わず、あと少しだと思いカンナをかけすぎてガタガタになったり、3回ほどやり直してやっと完成しました。下に掲載してありますのでご覧ください。               2012/6/2

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 右舷側の貼り終わった状況です。

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 左舷側の貼り終わった状況です。

 

 祝 2000ヒット達成!!

 今日の10時で、閲覧回数2000回に到達しました。ありがとうございます。足しげく見に来ている方がいるのはグーグルアナリテクス分析で承知していましたが、本当にうれしいです。今後も定期的に何か掲載できるよう頑張ってみますので、宜しくお願いします。     2012/5/30 11:00

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 飾るときに使用する架台の材料を、塩尻の加々島さんから分けてもらいました。製作中はキットのべニア組立で良いのですが、完成した時はそれでは寂しいので、いずれちゃんとした架台を作りたいと思っています。4センチ厚のヒノキの板と、ヒノキの集成材です。             2012/5/30

 よっちゃんパパさんへ

 今月末頃には板貼りが終わると思います。それから全部の磨きがありますので、まだ当分の間は先には進めません。磨きが終わった後は船尾にスターンギャラリー(飾り窓の付いた部屋)を取り付け、一番下のデッキにキャノン砲を差し込み、セカンドデッキに台車付きキャノン砲を取り付け、その後にその上の甲板貼りになる予定です。(まだまだ先は長いなー!!)

 それから、カーブ部分の曲げ方ですが、熱湯で一度柔らかくしてから内側にそらせるようにして曲げます。その後に再度熱湯に浸け、カーブに合わせて上下に捻っておけば、船体に沿ってぴったり合うように曲がります。ただし、熱湯に長く浸すと油部分が抜けてしまい、表面がガサガサするようにササクレて割れやすくなるので注意が必要です。後は動かないように止めて乾燥させます。そんなに悩まなくても大丈夫ですよ。上手くできます。    鳥居     2012/5/28

 

 

 段々と板貼りが進み、帳尻合わせをしながら進めています。知人からどのように合わせているのかと質問されましたので書いてみます。

 先に、鉛筆でカットを始める位置に印をつけ、それを目安にホビーカンナで削ります。先が尖がってから合わせてみて、届かないようなら元を少しずつ削りながら調整します。逆に届きすぎてガタガタするようなら、先をカッターで少し短く削り平ヤスリで尖るまで磨きます。ピタッと合った時の爽快感は最高なんだよなー。

 その後に下内側をカンナで削り、熱湯に入れて曲げるのですが、段々と癖のある板が多くなってきた(使いよいものを優先的に使ってしまった)ので、ちょっと無理をすると折れてしまい、最初からやり直しになる度に溜息をついています。                   2012/5/27

 船尾下のメクラ窓を手こずりながら作成しました。全体がカーブしているため、窓に張るマホガニーも枠板も曲げる必要があります。マホガニーの曲がりは25ミリのビンのフタにゴムバンドで止めて作り、枠板は5ミリ幅から切り出しました。そうだ、下地がなかったのでフレームのくり抜いた残りを二つ重ねて作ったんだった。(どこで必要になるかわからないけど、端材を残してあって良かった。)

 右の二つの写真は、この辺まで来て心配になり幅を測ったところ、右舷側の一番広いところで30.3ミリだったので、フレーム4つ分にスペーサー(厚さは中心で0.8ミリ、両側へ薄くしている)を入れて調整しているところです(写真では固まるまで5ミリ板で押さえています)。つまり、5ミリの板を重ねていくと最後に1ミリ以下の隙間が出来てしまうからです。どうせやるなら底側の目立たないところでやりたいよねー。ちなみに左舷側は29.4ミリでしたので、そのままでOKです。

 早く寝たら夜中の1時に目が覚めてしまい、2時間作って今HPの更新をしています。段々目がしょぼしょぼしてきた。もう一度寝よーーと。                 2012/5/22 03:15

 外板を乾かしている間に飾り窓の加工をしています。左の写真は加工前で、船体から切り出したままですので下地がありません。真中の写真は空間を埋めた様子です。このあと、彫刻刀とカッターナイフで平らに削ります。右の写真は下にある10ミリ幅のマホガニーの部材を取り付けたところです。この部材も2ミリの厚みがあったのですが、枠の部材との兼ね合いから0.8ミリまでカンナで削りました。下は完成した状況です。      2012/5/19

 外板貼りがかなり進んできました。貼りつける側の板を加工して貼り付けます。先がピッタリ合うまで削り調整するのですが、今回はホビーカンナが活躍しています。船尾側はあと1枚で上とつながるところまで来ました。

 船体の膨らんでいる部分は直角のままだと隙間が空いてしまうので、貼りつける側の板の下内側をカンナで斜めに削ってから、熱湯に浸けてゆっくり曲げます(先に曲げてしまうとカンナが引っ掛かりません)。ある程度柔らかくなったものを船体にクリップとピンで止めたまま乾かします。3時間以上経って乾いてから、0.5ミリのドリルで呼び穴を開け、中央の合わせる部分で切ってから接着剤を付け、力を入れて押し付けながら釘で止めると一本の片側が終了します。なかなか進まない理由が分かってもらえるかなー それと、段々クリップが入らないところが増えてきたので、3本ピンを増やしました。もちろん今回はペンチでカットしました(学習機能が働いているか?)。

 左の写真にあるペンチは、前回紹介するのを忘れていたのでここに載せます。傷がつかないように挟むところがフラットなペンチで、真鍮板を曲げたり傷を付けたくない部品を加工するのに使用します。お薦め品です。その横に竹串が2本ありますが、何に使うかというと、接着剤を付けるのに使用しています。板を貼りつけるときに、すでに取り付けてある下の板とフレームに接着材を付けるのですが、太めの串先に接着剤を載せ、ゆっくり回転させながら動かしていくと均一に薄く延ばすことができます。多く付けると押さえたときにはみ出してしまうので、きれいに貼るのに便利だと思います。細めの串はキャノン砲の窓枠に使っています。(焼き鳥を食べた後の再利用品ですので、先が丸くなると入れ替えています)       2012/5/18

拡大できます。
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 一段目と二段目のキャノン砲の窓の枠が、メクラ窓を除いて完成しました。

 友人が、どんな道具を使っているんだと何回も聞くので、掲載することにしました。大したものは使っていませんが、便利に思っているものもあるので下に紹介します。

 左の写真にあるスポンジのヤスリは今回活躍しました。本来の使い方だけでなく、船の下に敷くと滑らずに角度を取ることができるので作業が楽でした(お薦め)。その下にあるのは木切れですが、細かな部品をカットしたりするのに使用します。出来れば堅い材質の木のほうが痛みが少ないし、重くなる分動きにくいので作業するのに安全だと思います。           2012/5/3

 

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 左の写真で、一番左はLED照明です。手元を明るく照らすので重宝しています(お薦め)。その右は、デジタル式のノギスです(お薦め)。次は今回もらった板曲げ専用器です(あれば便利)。次はラジオペンチです。下は釘打ちに使い、上の曲がりは釘のカットに使っています(お薦め)。次はニッパです。カット部分が平らなものですが、刃が弱いです。その上は工芸用に使うはさむ部分が丸いペンチです。真鍮板を丸く曲げるのに便利です(お薦め)。その右は小ぶりのハンマーです。一番右はブロアブラシで、写真用に用意したものですが、接着前に床のかすを取り除くほか、完成した後で溜まったホコリを取るのに重宝しました。上にあるのはハンディクリーナーです(細かな削りかすを散らかる前にかたずけます:お薦め)。その右はホビー用のカンナです(お薦め)。

 

拡大できます。
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 左の写真で、一番左は今回活躍したクリップです(お薦め)。その右はピンバイスです。0.5ミリと0.6ミリと1ミリが使えるようにしてあります。(その上にドリルセットがあります)次はホビー用ノコギリです。オルファカッター製で便利です(お薦め)。次はヤスリですが、左の粗めの木工用は毛羽立ちがすごく、今回フレームの調整に活躍しました(お薦め)。その上はカッターナイフです。替え刃は特選黒刃が切れ味が良いです(お薦め)。次はピンセットです。先のとがった下の2本が使い良いです。その上は先の曲がったものとその上は30センチの長いものですが、ロープ貼りの時に反対側まで届くので重宝します(お薦め)。右上は刷毛ですが、削りかすを集めるのに使っています。左上にあるのはキッチンペーパーですが、「リード」が厚みがあって丈夫なので接着材を拭くのに使っています(お薦め)。

 

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 10日程かかりましたが、やっと船首部分が当たるところまで来ました。今後は下からの調整で組み合わせる予定です。船尾はまだ余裕があるので、スペーサーを組み込む位置を考えながら調整中です。

 ここに来るまでに4~5本折ってしまいました。特に船首部分は曲げるだけでなくひねりが必要なので苦労します。今回はバウンティの残りがあるので安心でしたが、少なくとも残りを確認しながら進める必要があります。同様に釘が不足しているのが分かりました。小袋にシリカゲルと一緒に5袋入っていたのですが、先のとがっていないものや曲がっているものなどがかなりあり、捨ててしまったのがいけなかったのかと思います。インターネットで取り寄せた7ミリの真鍮釘が3袋残っているので、磨いた後の色の違いが気になりますが、下の目立たない部分に使おうと思っています。                         2012/5/1

 

 

 外板の乾燥時に、両端はピンで止めることを書きましたが、書類を止めるピンは軸が太く(1.2ミリ)抜いた後に大きな穴が残ります。そこで、横からだけでなく上からも押さえられるように少し短くカットし、軸をヤスリで削りました。カットするのに、つい使い良いニッパを使ってしまったら、案の定歯が欠けてしまった。アーア、ペンチを使えばよかったなー         2012/4/19

 

 

 外板貼りが、少しずつ進んでいます。焦らずにゆっくりやらないと出来ません。熱湯に浸して曲げるのも、急いでやると折れてしまいます。ウォールナットの木は色の違いがあって、バラバラに使うようにしていますが、よく曲がる木と加工しにくい木とあるので、場所により使い分けするようにしています。また、隙間が空かないように内側を斜めに削るのに以前はヤスリを使っていましたが、今回はホビーカンナを使っています。均一に削ることができて作業がはかどります。

 外板貼りの角材を乾燥している間に、キャノン砲の穴の枠を作ることにしました。二段目の出入り口から右側が完成しました。これも長すぎず短すぎずの調整に手間取ります。縦の2本を先に合わせ、横板を測りながらピタッと合うまでカッターで削ります。少し斜めにカットし、差し込んでちょうどいいところまで入るように加工するのがコツのようです。調整が済んだら接着します。 2012/4/17

 

 やっと、底の部分の外板貼りが10枚になりました。ここからは上側と合わせて貼っていくようにして、中央部分が三日月型になるまで作業の繰り返しです。          2012/4/11

 

 不足していた図面がCDにPDFで入って届き、A3で印刷した話は以前にしましたが、部品番号が小さくて見えずどうしようか悩んでいました。近くの田中工芸社という印刷屋さんに相談したところ、A0まで印刷出来るというのでA1で10枚印刷してもらいました。カラーは高いので諦め,白黒にしました。縮尺は少し小さめでしたが、番号は十分読める大きさになりホッとしています。           2012/4/7

 

 2枚貼るたびに舳を調整します。上の左は調整前、真中は加工した後、右と下は船首部を取り付け状態です。少し少なめにカッターで削り、ヤスリで調整した後船首部を押し込んでいきます。堅いウォールナットでも、無理をせず上下に動かしながらゆっくり押し込んでいくと、木が馴染んで入るようになります。無理に押し込むと割れてしまうので、その加減が難しいんだあよなー      2012/4/4

 

 

 熱湯で曲げた外板を、本体に取り付けながら乾かすことにしたのですが、クリップの入らない両端はピンで止めることにしました。そういえば、教本には画鋲で止めて接着するとの記述があったことを思い出しました。 

 ピンは外板を刺して止めるのではなく、横から押さえるのに使用します。      2012/4/1

 

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